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Interview 06

西脇 健太 KENTA NISHIWAKI 企画制作本部 統括部長 2019年入社
西脇 健太 KENTA NISHIWAKI 企画制作本部 統括部長 2019年入社

魅力あふれる人々に導かれ、
エンタメの世界へ

Q1 この仕事に就いたきっかけは?

もともとは音楽業界に興味があったんです。学生の頃からインディーズ系を集めたライブイベントを立ち上げたり、今の仕事につながるような活動をしていました。新卒で就職した先は普通の営業職でしたが、やはり音楽やエンターテイメントに携わる仕事に就きたいと思い、音楽関係のイベントを取り扱う制作会社に転職。しばらくして、そこが演劇関係の仕事を引き受けることになり、なぜか僕がすべてを任されたんです(笑)。演劇には全く縁がなかったのですが、出会う人々がとても面白く、すぐに興味を持ちました。仕事もどんどん増えていき、気付けばどっぷり演劇の世界に。そこで弊社代表の米田と知り合い、縁あって現在に至ります。

Q2 普段どんな仕事をしていますか?

弊社主催公演の場合は、企画立ち上げと共に劇場抑えやキャスティングから始めることが多いです。受注公演の場合は、いただいた企画を元にスタッフを集めたり。以前は受注業務がほとんどでしたが、今は主催公演も増え、その場合はすべての管理や進行を弊社にて行います。自分は現場での経験を元に、公演成功に向けた現実的な提案をしていく。そうして社内で決定したことをベースに、現場で舵をとるのが僕の仕事になっています。

Q3 この仕事の面白さは?

公演の中身の話を、演出家さんや役者さんとするのは楽しいですね。各セクションのスタッフさんが考えた「こんなことをやりたい」という話を、0から1にするのはプロデューサーの仕事で、僕はそこから先を担当しています。表には見えない部分の仕事ですが、板の上に立つ役者さんや、彼らを支えるスタッフさんが安心して初日を迎えられるよう、現場で生まれる問題点やトラブルをひとつひとつ解消していく。大変ですが、やりがいはあります。

積極的なコミュニケーションが
チャンスに

Q4 この仕事をしていてよかったと思うことは?

僕には脚本を書いたり演出したり、ましてや演じる才能などは一切ありませんが(笑)、稽古を見ながら思ったこと、感じたものは遠慮なく伝えることを心がけています。新しいアイデアに対して「それはおもしろいね」とか、取捨選択が必要となった時に「こっちなら実現できるかも」というような感じで。そのために、常に現場を俯瞰して見るようにしています。そういった長い制作期間を乗り越え、すべてが形となった初日。カーテンコールでお客様の拍手を聞いた瞬間は、やはり嬉しいです。

Q5 この仕事に向いている人は?

いろんなことに興味が持てる人。得意なジャンルはあってもいいけれど、関わる人の数だけ好みがありますから。いろんな人の話を受け入れて、調整していくのが制作の仕事になります。表情の豊かな人もいいですね。僕がよく「話しかけづらい顔をしている」と言われがちなので(笑)。相手に信用されることが大事ですから、自分からコミュニケーションを取る努力は必要です。うちには明るくて元気な社員が多いですし、僕も含めて気軽に声を掛けて貰えれば何でも相談できる環境です。企画やアイデアは面白ければキャリアに関係なく採用していくので、発信すればするほどチャンスにつながります。面白いことを、どんどん実現させていってください。