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Interview 03

内海 美咲 MISAKI UTSUMI 企画制作本部 MD部 部長 2019年入社
内海 美咲 MISAKI UTSUMI 企画制作本部 MD部 部長 2019年入社

作ったら終わりではなく、
お客様に届けるまでが仕事です

Q1 この仕事に就いたきっかけは?

美大在籍中に、演劇的要素のあるファッションショーに協力したことがあったんです。ひとつのステージを作り上げるにはいろいろな人の手が必要であること。そして一人ひとりの仕事は小さくても、それが集まると大きなものが生まれるということに感動し、舞台の仕事に興味を持つきっかけになりました。大学卒業後は児童演劇を手掛ける劇団に入社。当時は美術部で働いており、舞台背景となる絵を描いていました。いろいろな事情があって劇団は退職したのですが、転職を考えた際に引き続き舞台関係の仕事に就きたい気持ちがあり、求人サイトを探したところ、S-SIZEの「グッズ制作スタッフ募集」という項目を見つけました。ものづくりも面白そうだなと興味を持ち、入社に至りました。

Q2 普段どんな仕事をしていますか?

舞台公演のグッズ制作をしています。公演内容に添った企画、デザイン決め、ビジュアル撮影、進行スケジュール管理、発注、完成したグッズの搬入、販売管理、搬出。ものを作ったら終わりではなく、それをお客様に届けるまで、いわゆるマーチャンダイジングを一括しています。パンフレットを例に上げると、各ページの内容を書いた設計図「台割」作りから始まり、写真の選定、キャスト・スタッフにコメントやプロフィール文の依頼、インタビューや座談会のスケジューリングもします。
各所に確認を取りながら進行していきますが、作品によっては関わる事務所様が多くなったり、原作監修があったりと、確認が多ければ多いほど、大変ではありますね。
そして公演初日は必ず現場に足を運んでいます。販売は専門スタッフにお任せしていますが、売り場に出す商品POPやサンプルの見せ方を工夫したり、SNSでのインフォメーション方法を考えたりと、現場を経験していく中で、お客様に手に取っていただきやすいアイデアを考えることも仕事になってきました。

Q3 この仕事の面白さは?

ほとんどの商品は量産前に「色校正」というものを作ります。本番に近い状態の実物サンプルのことですが、データ上で見ていたものが形となる瞬間なのでいつもワクワクします。
パンフレットは使用する紙が変わるとインクの乗り方が全然変わってきますし、布系の商品だと、印刷がうまくでなかったり、縫製してみたら思ったより生地が薄くてペラペラに感じたり、上手くいかないことも多いですが(笑)、少し条件が変わるだけで全然違う仕上がりになるので、日々勉強です。グッズ作りは本当に奥が深いのですが、それが面白さだと思います。

Q3 この仕事の面白さは?

ほとんどの商品は量産前に「色校正」というものを作ります。本番に近い状態の実物サンプルのことですが、データ上で見ていたものが形となる瞬間なのでいつもワクワクします。
パンフレットは使用する紙が変わるとインクの乗り方が全然変わってきますし、布系の商品だと、印刷がうまくでなかったり、縫製してみたら思ったより生地が薄くてペラペラに感じたり、上手くいかないことも多いですが(笑)、少し条件が変わるだけで全然違う仕上がりになるので、日々勉強です。グッズ作りは本当に奥が深いのですが、それが面白さだと思います。

ファンの皆様の生活に
彩りを添えられるものを

Q4 この仕事をしていてよかったと思うことは?

劇場へ公演グッズを身につけてご来場くださるお客様を見た時ですね。グッズの写真をSNSに上げてくださるお客様も多いので、それを見るのも楽しみの一つです。劇場の看板と撮ったり、アクリルスタンドを旅行に連れて行ってくださったりと、ファンの皆様の生活に彩りを添えられていると思うと嬉しいです。
また、結果が数字で見える仕事ですので緊張感もあれば達成感もあり、それが次への意欲にもなっていきます。

Q5 この仕事に向いている人は?

作りたいもののビジョンが明確に見える人。具体的なアイデアを出せる人のほうが、いくつもの選択肢から「これがいい」と決断する力があるなと思います。多くの人の意見を聞き入れ、その落とし所を見つける柔軟性も必要です。不測の事態もありますので、何が起こっても前向きでいられる人がいいですね。私自身「壁にぶち当たったときに学べばいい」という性格なのですが(笑)、今は自分ひとりで頑張ろうとせず、チームで助け合っていくことを大切にしています。S-SIZEは自由な社風なので、やりたいことがある人、馬力がある人には、やりがいのある環境だと思います。仲間とともに創意工夫をしながら、自分が楽しいと思えることを、どんどん実現していってください!