子供の頃から演劇や映画に興味があり、エンタメに深く携わる仕事がしたいと思っていました。学生時代も文化祭などの行事が好きで、「文化祭は年に1度しかないけど、自分で実行すれば年中楽しめる!」と、大学のミュージカルサークルや自主映画製作の団体などで活動をしていました。そこで、ひとつの作品をみんなで作り上げることに喜びを感じ、制作の仕事に就こうと思ったんです。新卒で念願の制作会社に入り、そこで弊社代表の米田と知り合いまして。その後、色んなタイミングが重なり、ちょうど米田がS-SIZEを立ち上げる時に声をかけてもらい、現在に至ります。
ひとつの舞台を完成させるために、脚本家、演出家、俳優、美術、照明...、他にもたくさんのスタッフが関わっています。各セクションの仕事が円滑に進むよう、調整役になるのが制作の大きな仕事です。ほかにもSNSの管理やグッズ制作など、お客様に楽しんでもらうための業務、パンフレットの編集、チケットの受付...。いわゆる「なんでも屋」です(笑)。弊社では宣伝部やグッズ制作部があるのでそれぞれのプロフェッショナルに私自身も支えられています。
まずはケータリング業務を覚えました。稽古場の雰囲気作りや、おいしいお弁当を準備すること。これもカンパニーを支え、盛り上げる大事な業務なんです。制作としての気遣いの基本をまずはケータリングという小さな業務から身につけました。音響さんや照明さんのように専門的な技術はなくとも、深く演劇に携われる部所であるとも言えますね。
初日が開け、劇場でお客様の反応を感じた瞬間です。コロナ禍のここ数年は、無事に初日が開ける喜びを、これまで以上に感じるようになりました。出演者やスタッフから何気なくかけられた「ありがとう」の言葉にも、自分が作品の支えになれていたのだな...と実感できます。以前に仕事をご一緒させていただいたプロデューサーや演出家から、新作の制作担当としてご指名いただけた時も嬉しいですね。
人に寄り添い、サポートすることに喜びが感じられる人。体力、気力が備わっている人。そしてなにより、エンターテインメントが好きであること。もちろん、2.5次元作品、漫画、アニメなどなど、何かのジャンルに特化した知識を持った方も、その「好き」を活かすことができる仕事だと思います。最近は『ACTORS☆LEAGUE』のようなスポーツエンターテインメントも手がけていますので、どんなことでも楽しみを見つけることができるアイデアマンを待っています!
Mon
11:00
メールチェック・精算作業などデスクワーク
月曜は舞台休演日になることが多いので、事務所でデスクワーク。
19:00
社内会議 グッズ打合せ
MD部と一緒に、新作公演のグッズアイデアを考えます。
Tue
12:00
キャスティング会議
自社制作の舞台や配信作品のキャスティングを検討。
例えば、スポーツイベント『ACTORS☆LEAGUE』の時は、皆で野球やバスケが好きな俳優さんの情報収集をしました(笑)。
14:00
劇場行き〈場当たり初日立ち会い〉
公演を控えた作品の、劇場での場当たり稽古初日に立ち会います。
確認が終わり次第、同時に進めている別作品の稽古場へ移動。雑誌取材の立ち会いもします。
Wed
11:00
次回作 美術打合せ
新作公演に向け、演出家・美術家・舞台監督と打ち合わせ。
ここでの私の主な仕事は、予算の確認。アイデアが出るたび、顔色を伺われます(笑)。
12:00
企画会
月1の企画会議。社員なら誰でも参加できます。
こんな作品をやりたい、こんなイベントをしてみたいなど、自分が面白いと思ったことを自由に言える場所です。
ここで出た舞台の企画が、実現したこともあります!
17:00
稽古場行き〈衣装合わせ〉
2.5次元作品の場合は、原作サイドに衣裳の細部まで監修確認していただいたりします。
Thu
11:00
劇場行き〈公開ゲネプロ〉
ゲネプロでは媒体や公演関係者を招き、本番同様の進行をしていきます。
各セクションの最終確認をしつつ、公演中のロビー誘導線などもチェック。
Fri
11:00
劇場行き 公演初日
公演初日。お客様の拍手と笑顔に、キャストスタッフ一同パワーをもらっています!
Sat
Sun
Sat / Sun
終日
OFF
エンタメに触れるのが好きなので、本屋で小説や漫画をチェックしたり、映画を見たり...。
息抜きにもなるし、次の企画会議のネタにもなります。